「数馬居合伝2」

北添数馬と申します。令和から江戸時代に行ってしまい、居合で江戸時代を生きていく物語です。

2024-01-31から1日間の記事一覧

(26)萩と名物少年

長州藩士の桂小五郎(後の木戸孝允)が、所用があって萩に帰るという。「北添さん、萩には面白い少年がいますよ。剣を直角に斬るのです」何が何だかよく分からない数馬だったが、萩を案内してくれるとのことで、小五郎について行くことにした。 江戸から萩ま…