「数馬居合伝2」

北添数馬と申します。令和から江戸時代に行ってしまい、居合で江戸時代を生きていく物語です。

居合道の技「顔面当て」解説

居合道の技「顔面当て」解説

北添数馬の得意技が全剣連居合の「顔面当て」です。
その解説をします。

(解説)

注意点です。
・柄頭を当てるのは敵の両目の間です。中心線が人間の急所であり、左右にずれてはいけません。
・鞘ごと突き出すときに注意しないと、その勢いで鞘ごと刀が体からすぽっと抜けていしまい、次の戦闘(アクション)ができなくなりますので注意してください。
・鞘を戻すとき、誤って袴の中に鞘が入ってしまうことがあります。

本書では…

(10)花見
(22)どんがら汁
(25)大道芸にチャレンジ!
(27)仇討ちの助太刀
(34)新選組入隊試験

に登場します。

「(10)花見」では、敵が一人なので、柄当てして怯んでいる隙に抜刀し、水月を突き刺しました。
「(27)仇討ちの助太刀」では、柄頭を当てたとき、ダメージを与えたのは良かったのですが、刀が鞘ごと体から抜けてしまうというミスをしました。討手が敵を斬ったため、事なきを得ました。
「(34)新選組入隊試験」では、斎藤一に襲われます。北添数馬は斎藤一を一刀両断するつもりはなく、この技を使って「警告」しました。斎藤一を組み伏せ、揉みあいになりましたが…